緑青録

調べたことや知ったことを書きつける。

赤木正雄像

 永田町で黒田清輝の旧居跡を探してさまよっていたら銅像を見つけた。場所は砂防会館の前。工事の柵で近づくことができず、作業員の方に撮影の許可を求める。果たして柵の中には入れないとのことだったが、色々と話をしてくださった。

 やはり黒田ではなく、誰かというと赤木正雄なる人物であった。作業員の方曰く立山やダムに所縁があるらしく、像は田中角栄が造らせたものだという。撮影中、赤木像がトレッキング用のような靴をはいているのに気づいた。

 後で調べたところ赤木は「砂防の父」と呼ばれているらしい。

 黒田の旧居跡は永田町駅を出てすぐにあった。見落としていた。